土と水の上に置くだけでテストできるー簡便かつ迅速な土壌汚染評価キット「OCTES」の開発

若杉 玲子 熊本高専 生物化学システム工学科 准教授

発表日時

連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要

熊本県にある坂本石灰工業所との共同研究によって、電源や専用の分析装置が不要で、土壌中の重金属の有無を判断できる土壌汚染簡易検出材「OCTES」を開発した。吸水性樹脂と特殊なフィルターを採用することで、泥水からの懸濁物質は通さず、重金属と発色試薬を反応させ、呈色反応の色合いで濃度を計測する技術である。

参加企業等と行いたい具体的な連携活動

「OCTES」による模擬汚染土壌の評価を実際に協力して実施し、操作の簡便性を実感してもらいたい。色の変化を観察していただき、総合的な使い勝手を評価していただく。土壌汚染の現場に実装可能かどうか、判断してもらい、実用化のための課題抽出にご協力いただきたい。

連携活動の特徴

・熊本県にある民間企業との共同研究の成果であり、土台が産学連携にある
・今年度サポイン事業に採択されたため、研究開発が一気に加速するフェーズにあること
・環境省の環境技術実証事業に採択され、公定法との相関性についてお墨付きが得られる可能性がある

参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果

・土壌汚染の現場への「OCTES」の実装のための試用で、土壌汚染という環境問題の解決に貢献できる
・「OCTES」の本格導入と販路の開拓に協力いただくことで、実用的な環境評価ツールの普及につながる
・「OCTES」の改善のためのアドバイスをいただくことで、国内外での汚染サイトに適用が可能になる

発表内容に関わるWebページ

http://sakamoto-lime.com/new/archives/product/octes
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