- 発表日時
- ~
連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要
プラスミドの宿主特異性を利用して環境中から任意微生物を狙って分離する方法を開発した。この手法は環境微生物の基質資化性等を利用していた(i.e.菌の都合に合わせていた)従来法と異なり、プラスミドを介して菌そのものの形質を後天的に付与し分離の選択圧とする点が新しい。
参加企業等と行いたい具体的な連携活動
プラスミドの宿主特異性はプラスミド上のoriと呼ばれる配列により決定される。このoriを高精度に予測する技術開発を行いたい。環境メタゲノムからoriを設計し、使用することで従来獲得戦略が存在しなかったような新規有用微生物の獲得戦略として確立したい。
連携活動の特徴
・現在の木村研究室はウェットな実験は得意としています(逆にドライ人材が不在)
・ori予想などのインフォマティクスを得意とするパートナーを募集します
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
・有用な微生物を従来よりも効率的に取得できるようになる(乳酸菌や放線菌など)
・従来法では分離されなかったような新規有用生物の分離にいたる可能性がある。
